サン・セバスティアンからサン=ジャン=ド=リュズ(フランス)へ早朝から移動。サン・セバスティアンからフランスへの日帰り旅は、3日目になります。そして、初めてバスの中でパスポートチェックが入ったのであった…。過去2日とも何もなく、スペインからフランスへ移動できていたので、パスポート盗難を恐れて、部屋に置いてきた時に限って、パスポートコントロールが入ったのだった。フランス語で「ちゃんと持ってくるように」と口頭の注意だけで終わった。サン=ジャン=ド=リュズに7:15に到着した。
エスプレットへのバスの乗り継ぎのタイミングが良かったため、まずはエスプレットへ行くことにした。
エスプレットは唐辛子が有名な山あいにある小さな村です。実は、FIGAROのバスク特集で山の中にある小さな村について、掲載されていて、その牧歌的というか田舎の雰囲気がすごくよくて、訪れたいと思っていたのですが、何せペーパードライバーのため、動ける範囲が限られているので、エスプレットまでバスに乗って、そこから、イチャスーまでハイキングをするというプランを立てました。地球の歩き方にも「フランスの最も美しい村」と紹介されていたアイノア(Ainhoa)も気になったのですが、結構歩かないといけないので、イチャスー(Itxassou)にしました。Google Mapの徒歩ルートでは下記のとおり。
エスプレット~イチャスー 4.9㎞
エスプレット~アイノア6.2㎞
サン=ジャン=ド=リュズからエスプレットへの行き方
エスプレットには、サン=ジャン=ド=リュズのバス停から46番のバスに乗れば行けます。
平日だと、ランチタイム時間を除いて、1時間に1本程度、土日になると日に2,3本程度になるので、平日に行くのがおすすめです。この46番のバスは、Gare de Cambo-les-Bains行きのため、Gare de Cambo-les-Bainsと組み合わせるのもありです。また、バイヨンヌからも40番が直行便で運行しているようです。
TxikTxak https://itineraires.txiktxak.fr/

エスプレットの街を散策
30分ちょっとで到着しました。Mendi Alde Bourgというバス停で降りればいいです。
8時すぎに到着したため、観光客はもちろん、住民も歩いていない…。店も開いていない…。
上記の建物は、唐辛子入りチョコなど売っているお店です。1つ5.8ユーロ。
赤の窓枠の家の軒下には、唐辛子がぶら下がっていたり、かわいい街並みでした。
お店には、唐辛子の入った食材をいろいろ売っていました。
バイヨンヌの特産を探していると、wiki情報で「バイヨンヌの特産品には生ハム、チョコレート、塩などがある。近郊のエスプレット産トウガラシで味付けされたバイヨンヌのハムはジャンボン・ド・バイヨンヌとして有名である。トウガラシはバイヨンヌのマヨネーズ、バヨネーズにも使われる。」となっていたので、そういうものを買い求めてもいいだろう。

こちらは唐辛子の形をしたアクセサリー。
こちらは唐辛子そのまま売っていた。
あと、Artigaというバスクリネンが2001年にエスプレットで生まれたブランドらしいので、訪れてもいいだろう。ビアリッツ、サン=ジャン=ド=リュズ、バイヨンヌにもショップがある。事前に何を買うか、ネットで商品をチェックしておくがいいと思います。ランチョンマットが12.90ユーロ(2026年5月時点)など。
Artiga 公式ページ https://www.artiga.fr/
エスプレットからイチャスーへ
店が開いていないこともあり、さっそくイチャスーに歩いていくことにしました。街はずれからエスプレットの街並みを見ると、こんな感じです。
一応、ハイキングルートみたいです。
最初は住宅が点在しています。
りんごの木があったり…。

唐辛子畑の横を通ったり…。
何もないけど、こういう雰囲気を見たかったです。
木陰で休む羊の群れ。

のんびり歩いて、1時間30分ほどでイチャスーに到着しました。こちら観光案内所です。イチャスーはチェリーで有名な街です。
こんな感じでイチャスー歴史などが展示されていました。

パティスリー屋さんが観光案内所の管理もしている感じかな。チェリーのジャムも売っていました。
FIGAROでも写真が掲載されていたチェリーの絵が壁に描かれたレストラン。
このように一見、チェリー押しのイチャスーですが、時期をはずすと実をつけているチェリーの木は見かけることもないし、イチャスー自身それほど、お店がなく普通の住宅地なので、かなり物足りない感じがしました。エスプレットからイチャスー間のハイキングルート、2組ほど観光客を見かけました。海に飽きた方は、出かけるのにいいでしょう。イチャスーはかわいい街並みでもないので、そそくさと退散しました。なお、イチャスーは、Gare de Cambo-les-Bains行きのバス路線があるので、そちらに抜けてもいいだろう。
エスプレットでランチ
私たちは来た道を戻り、エスプレットには12時40分ごろに到着した。この時間になると、観光客もたくさんいたし、レストランも数軒開いていたので、どこに入るか迷ったが、朝到着したときに目をつけていた Aintzinaというレストランにした。
Menu24ユーロと26ユーロがあり、24ユーロのメニューを注文することにした。前菜3種、メイン2種、ヤギのチーズまたはデザート3種から1つずつ選びます。
子供が飲む飲み物だと思うのですが、チェリー水を注文した。チェリーというフランス語を一応確認するために、チェリーの茎を表すために指2本を下に向けたら、ストローが2本来てしまった(笑)。
私の一皿目 Charcuterie(フランス語で、ハムやソーセージ、パテ、テリーヌなど、食肉加工品の総称)の盛り合わせ

友達の一皿目 自家製温かいヤギのチーズのサラダ 自家製ブリオッシュの上にチーズが載っていました。
私の2皿目(メイン) エスプレット仔牛のアショア(Axoa)
村の名物料理 粗く刻んだ仔牛の肩肉、ピーマン、玉ねぎ、エスプレット産唐辛子を混ぜて炒め、ワインで煮込んだ料理。アショアとはバスク語で「細かく刻んだもの」を意味する。
ハンバーグをミンチにしたような味でした。ボリュームもありすぎました。美味しかったです。

友達の2皿目 豚ほほ肉のコンフィ 自家製ワインソース
私のデザートはコカ(Koka)。バスク風プリン。予想外に量が多かった。
友達のデザートは、ガトー・バスク。
量も多いので、名物料理のAxoaを単品で頼むのもいいかもしれない。でも、24ユーロという価格でこれだけ提供してくれる店にもなかなか会えないので、是非セットメニューをお勧めします。
サン=ジャン=ド=リュズを散策。
バスに乗り、サン=ジャン=ド=リュズへ。帰りのバスは結構観光客らしき人が乗っていました。車でなく、バスでエスプレットに行く人もいたんだ…。
サン=ジャン=ド=リュズのバス停前は人通りが少なく、地元の人向けの個人店などがあるような気がした。

Rue Léon Gambettaがメインストリートとなる。ここに洋服店やパティスリーなどが集まり、観光客であふれかえっていた。
サン・ジャン・バティスト教会(Église Saint-Jean-Baptiste)は町の中心にある。ここで1660年太陽王ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズがサン=ジャン=ド=リュズで結婚式を挙げたことがこの町の歴史的出来事だったようです。

ゴシック建築の教会だが、内装はきれいだった。
Maison Adam
バスク地方に数店舗ある老舗パティスリー店。1660年 フランス国王ルイ14世とスペイン国王フェリペ4世の娘マリー・テレーズがこの町で結婚式を挙げた際に、献上されたのがこの店のマカロン。

マカロン1.1ユーロを購入。

カラフルな現在のマカロンと見た目も、食感も、味も違った。どちらという、マカロンとマドレーヌの間のマカロンよりという感じかな。

Parièsは1895年創業の老舗のお店。このお店の、ケーキの美しさがきれいで、写真に撮ってしまった

このベレー帽の曲線、芸術的すぎでないか? 
サン=ジャン=ド=リュズのビーチは海水客がびっちり。ビアリッツより庶民的な感じがした。しかしながら、スパホテルが数軒あるので、いろんな層の観光客を受け入れているんだと感じました。
サン=ジャン=ド=リュズは港町なので、魚料理を食べるのも良さそうだ。時間があれば、サン=ジャン=ド=リュズだけで1日過ごす、例えば朝マーケットに行き、ランチを取り、昼間はビーチでのんびり、そして、老舗パティスリーでケーキを食べ、そのあと、バスクリネンや、エスパドリーユ(キャンパス生地の靴)専門店などを回ってもいいでしょう。この日程を充実させるには、事前調べ(どこのお店でランチするか、どこのお店で雑貨を購入すかなど)が必要かな。
私たちは下調べなしに出向いたので、半日がちょうどいい感じだった。
