コロナ終息後、初のヨーロッパ旅行。旅行の仕方も随分と変わっていました。その一つにバスの乗り方です。ポルトガルの長距離バスは本数も多いし、安いので、利用しやすいですね。鉄道よりバスのほうがお薦めかな。
長距離バスの利用のポイント
- 長距離バスの切符はバスターミナルで買うのではなく、Web予約予約で買いましょう。
バス切符販売所がなかったりします。 - メトロとバスターミナルは直結しているのですが、とにかくバスターミナルの場所がわかりにくい。
30分前に到着するようにしましょう。 - Webで買ったほうが安いです。
上記のポイントを、Rede expressosと、FlixBusの2社をメインに説明したいと思います。
Rede expressos
ポルトガル 最大のバス会社です。こちらが、Rede expressosの車体です。
さて、ネットでポルトガルの長距離バスでの乗り方を調べると、Rede expressosのホームページは下記URLを紹介してくれています。
Rede expressos https://rede-expressos.pt/
しかし、アクセスすると、このとおり、”403 Forbidden”の文字が…。
そうなんです。当初はメンテナンス中かなと思っていたのですが、いつ開けてもこの文字が…(汗)。日本から開けても見れないようにされているようです。
これを回避する方法として、VPNアプリを使って日本からも見ることができます。私が使ったのは「TunnelBear」です。詳しい使い方はここでは説明しませんが、接続先をポルトガルにしたらOKです。
*欧州はネットの規制が多いので、逆に欧州に行ったらYahooが見れないです。久しぶりのヨーロッパで、こんなことになっているとは…、始めて知りました。なので、ヨーロッパに行ったら、VPNアプリの接続先を日本にすればYahooが見れます。
ポルトガルに行けば、Rede expressosのHPにつながります。(因みにVPNアプリの接続先をドイツにすると、見れたのでヨーロッパでは普通に見れるものと思います。)しかし、いざ、会員登録しようと、個人情報を入力しようとすると、NIF(個人納税者番号)とか聞いてくる…。ログインせず、購入に進みましたが、クレジットカード番号を入れて購入ボタンを押せど進めず、結局購入にたどり着けなかったです。日本に帰ってから調べると、海外で発行されたクレジットカードは受けつけないとか書かれているページもあったので、それに引っかかったのかもしれません。しかし、この公式ページを紹介したポルトガルで知り合った日本人の方は、「IDのところにパスポート番号を入れたら購入が出来たし、バスの乗車時にパスポートを見せるようにとことだったが、見せずに乗車できた」とおっしゃっていたので、挑戦してみて下さい。
さて、上記が面倒なら、バスチケット購入代行会社で購入するのがお薦めです。次回、ポルトガルに行く時にRede expressosの公式HPからの購入に再挑戦してみますが、面倒なら下記のバスチケット購入代行会社から購入して下さい。下記アプリは、地球の歩き方でも役立つアプリとして、掲載されているので、問題ないでしょう。私はRede expressosのチケットが日本では購入できなかったので、Budbusで予約しました。
Budbus https://www.busbud.com/en
Budbusで予約したものの、手数料を1ユーロちょっと取られたことに購入後、気づきました。それなら、現地で購入しようと思って、窓口で買ったらいいのではないかと思いました。カステルブランコのバスターミナルで、Figueiró dos Vinho →Coimbra行きのチケットを購入しました。Budbusのネット検索では、9:15発8ユーロ、16:15発が5ユーロの表示だったので、この高い方の金額が正規料金で8ユーロかなと思っていたら、請求された金額は9ユーロでした。バスチケット購入代行会社に手数料を取られて買う方が安いことに気づきました。公式HPの割引価格+手数料の料金でした。なので、Rede expressos で取るのが面倒なら、素直に代行会社を使って、早めに予約したほうが安いチケットを手に入れることがでしょう。
FlixBus
ドイツの格安バス会社ですが、欧米で展開しています。Rede expressosと違い、下記URLから簡単に予約できます。
さて、このバス会社ですが、チケット販売所を持っていないと思われます。また、バス停に基本スタッフはいないので、どこに販売所があるか聞けません。
こちらは、リスボンのOrienteバスターミナルからCastelo BlancoまでのFlixBusの予約表の一部です。プラットホーム番号 38Dと、Route1014と書かれているのがわかると思います。
Orienteのバスターミナルの乗り場。Platform番号 38D。一番下にはRoute番号を記載されているので、わかりやすい。
私はポルトからリスボンまで、FlixBusを利用しましたが、乗車3週間前に6.98ユーロで購入しました。しかし、当日に検索すると、18.98ユーロまで上がっていました。時間帯によっては22.98ユーロまで上がっている便もあります。スケジュールが決まったら、早めに購入することをお薦めします。
また、ポルトーリスボン間は同時刻出発のダイレクト便と、時間がかかる便があるので、ターミナルに着いたら、モニターでRoute番号も確認するようにして下さい。ポルトーリスボン間はプラットホーム番号が記載されておらず、予約表にもモニターで確認するように書かれていました。
※リスボンのOrienteのバスターミナルは、Rede expressosのモニターありましたが、FlixBusは無かったです。
その他の バス会社
transdev社 https://www.transdev.pt/
Rodotejo社 リスボン~アドビス間など 公式 HPは、Rodotejo は、ポルトガル語のみで、使いにくい。
ポルトガル主要バスターミナルについて
リスボンOriente
このターミナルは、メトロ駅から降りるとすぐ見つかったのですが、Orienteにバスが到着した後、メトロ駅に行こうと思ったら迷いました。
Webでチケットを買っていたので、バスターミナルの乗り場を確認した後、切符の販売所がどこかと思って地下に行ってみると、ホームレスの方の居場所(下の写真)になっていました。強烈な臭いでした。それ以上、探索するのはやめました。なので、販売所がどこにあるか見つけにくいです。(地下なのか、地上なのかもわからず)
モンサントで知り合った日本人女性の方はOrienteからカステル・ブランコにバス(バス会社までは聞いていません)が、チケットをどこで買えばいいか運転手に聞いたら、カフェと言われたそうです。
ポルトのバスターミナル
ポルトのバスターミナルは、Campanha駅にあるのですが、バスのマークがついている方に行ったら、市内バスのバス停のほうでした。とにかく案内が少ないんです。メトロのホームを降りたら、多分メインの出口とは反対の方向にある地下道を通って、バス停に向かって下さい。かなり探しました。
コインブラのバスターミナル
さて、コインブラのバスターミナルは鉄道のコインブラ駅とコインブラB駅の間にあります。私はRede expressosのバスを利用して、コインブラに到着した後、コインブラB駅に移動でした。Rede expressosのバスターミナルは、Transdev社などと共同で使っているバスターミナルでした。コインブラB駅は下記のような道路下を通って移動するのですが、この途中にFlixBusのバス乗り場がありました。なので、FlixBusのほうがコインブラB駅に近いですね。
Orienteだけでなく、ポルトガルのメトロ駅とバスターミナルの乗り継ぎはとにかくわかりにくいので、30分は余裕を持って行くことをお薦めします。
まとめ
まずは、BudbusやOmioなどで、バス時刻を検索して、FlixBusなら公式HPから予約、Rede expressosなら代行会社も選択肢に入れて、事前にWebで予約しましょう。FlixBusはバスチケット売り場が基本ない。Rede expressosは、田舎のバス停では窓口はないです。窓口があっても、オープンしていないこともある。そして、リスボン、ポルトなどのバスターミナルでは、きっぷ販売所を見つけることが出来なかったです。Webの予約表(印刷しなくてOK)をもって、バス乗り場に行ったほうが早いです。そして、Webで早めに予約したほうが安いです。皆さんもバス旅を楽しんで下さいね。