モンサントは1938年に「ポルトガルで最もポルトガルらしい村」に選ばれた村です。巨岩に囲まれたというか、巨岩と共存している村です。
モンサントへの行き方については、下記を参考にして下さいね。
観光のポイントは、村の中心と、村の奥にある巨岩が転がった 地区を回ることです。
村の中心地
小さな村ですので、ぶらぶら歩きましょう。レストランが数軒、特産品が売られているお土産屋さんが数軒ありました。
海外ドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」のロケ地になったため、ロケ地場所にはこのような撮影現場のポスターが掲示されていた。
Grotta(洞窟)。
中はこんな感じ。大量の蚊がいたので要注意です。この洞窟のあたりで、偶然日本人女性にお会いし、翌日のタクシーをシェアしないか話を持ち掛けて、その後、ポルトでも一緒にお食事させてただきました。
岩と岩に挟まれた家。ここには猫が3匹ほどうろついっていた。絵になる家でした。
展望台から見晴らし。この近くに公共WCもあった。
ポルトガルで最もポルトガルらしい村」に選ばれた際に、贈られた銀の雄鶏。
夕暮れ時。
そして、すっかり日が落ち、電灯が灯るこの時間帯もきれいですね。
村の奥のエリア
ここも、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」のロケ地として使われたところがたくさんあったようです。
集落を少し外れたところに、この岩がゴロゴロした地区があるのですが、歩いて10分ほどの距離もこの暑さには堪えました。
城壁がかつてのモンサント城があったところのようです。
更に奥の城壁を門をくぐると、景色が見渡せ、ゴロゴロした岩が並んでいた。
ここからの眺めも良かったです。下界の街が遠くに見えた。
再び、城壁の中に戻って、灯台のような建物のところへ行ってみた。
こちらはSão João教会のアーチ。
夕食を食べたレストラン Petiscos & Granitos
地球の歩き方やその他メディアで紹介されたことのあるタベルナ ルジターナに行こうと思っていたけど、なんと定休日。週3日ほどしか営業していなかった。モンサントは小さい村だし、レストランも限られている。そんな中で選んだのがこのレストランPetiscos & Granitos。タベルナ ルジターナに興味があったのは、巨岩がレストラン内に侵入しているのではと思っていて(実際は写真で見る限りそうでもなさそう。侵入しているのは宿泊施設のほうだけかも)、それを見てみたいと思っていたからですが、Petiscos & Granitosも意外なことに、レストラン奥の階段を下りて行くと、眺めのいい景色が見渡せて、こんな感じで岩と岩に挟まれたレストランでした。
レストランのメニューは看板に張り出された5つくらいのメニューしか料理を提供しない店で、ドリンクメニューも置いてくれていなかったがボリュームもあり、まあまあでした。
昼間に知り合った日本人女性と一緒にシェアして、夕ご飯を食べました。このレストランにはその後、道ですれ違った在ポルトガル日本人ご夫婦もやってきたので、円安であまり日本人を見かけなくなったと言えど、この日のモンサントは日本人比率高しでした。私、この日本人の方々に、モンサントがポルトガル初日と言うとびっくりされました。
こちらは鱈の伝統料理(15ユーロ)。
こちらは豚肉の料理(13ユーロ)
夕日が沈むのも見れました。眺めがいいので、お薦めです。
泊まった宿 CASA DO CASTELLO MONSANTO
モンサントの宿は一回予約を入れれば、キャンセル不可のところが多い。そんな中、結構ギリギリまでキャンセル可を受け付けてくれていたがこの宿を選んだ理由です。他にもテラスからの眺めも良さそうと思ったからです。
また、この宿もそうですが、宿代が現金のみのところも多いので注意して下さいね。
部屋は少し古い感じがしたが、バスルームは改装されていて、きれいだった。
バスタブはなく、シャワーブースのみ。
玄関の扉を開けると、アンティークは器具が展示されていた。
自分の部屋のバルコニーからの眺め。朝食は部屋に持ってきてくれる。村には朝食を食べたいと思えるようなカフェも開いていなさそうだったし、珍しく朝食を付けた。この眺めを見ながら朝食を頂けるのは最高でした!
とてもこの村が気に入りました。やっぱり泊まりにして良かったです。友達に誘われたら、不便だけど、また行きたいですね。行くなら是非泊まりにして下さい。