イタリア離島シリーズです。かなりイタリアの島を回っていますが、サルデーニャ島にはまだ足を踏み入れていなかったんですよね。 大きい島なんで、少なくともあと1回は回らないといけないかな。今回は北部編です。
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サルデーニャ島には、オルビア空港(Olbia Costa Smeralda Airport)、カリアリ空港(Cagliari-Elmas Airport)、アルゲーロ空港(Alghero Airport)の3つの国際空港があり、マッダレーナ島に行くには、サルデーニャ島の北西部に位置するオルビア空港から入ることなる。
オルビア空港からマッダレーナ島へ
オルビア空港に到着したらまずダウンタウンに出て、そこからパラーウに行き、マッダレーナ島に行こうと思っていたが、インフォメーションで聞くと空港からパラーウに行くバスが出ていて、到着時間が20分ほどしか変わらないという。飛行機が空港に着いたのが、12時ちょっと前で、出口を出た時は12時を少し回っていてバスが出たところだった。次のバスは15時だった。近くのスーパーに買い出しに行き、時間を潰した。直行便バスは乗り換えもなくて便利だった。
パラーウのバス停は、港の前だった。その前にあるベージュの建物には、船会社やツアー会社、バールが入っていた。ここでバスのチケットが買えるのだが、その後利用した際には2回とも売り切れと言われてしまった。
本来ならパラーウからマッダレーナ行きのフェリーが15分に1本の割合であるのに、間が悪い時間で30分近く待つ羽目に・・・。Maddalena lines社チケットを買った。
船は、カー・フェリーだった。
20分ほどで到着した。そこからの移動だが、タクシーがかなりの料金だったので、歩いて行くことにした。バス停を発見した。ここに来るまで島内でバスが運行していることは知らなかったんだけど、バスが走っているんだあ。
バスを待っている間、ロシア人の旅行者と雑談。サン・ピエトロ島(サルデーニャ島南西部にある)が良かったとのこと。時間になったがバスが来ない。おしゃべりに夢中になっていて、バスを見逃したか? 20分ほど待ったが、バスが来ない・・・。バスを待っているおじいさんが一人いたけど、耳の遠そうなおじいさんしか待っていなかった。聞くかどうか迷ったけど、私のイタリア語を理解してくれるかどうか・・・。うーむ。結局、とぼとぼと歩きだした。歩いて、10分ほどすると、バスが追い越していった。ホテルまでは、約35分ほどでした。
HOTELD’AQUILA NIDO
目の前が海のホテルです。ホテルの回りには、特に何もなく、ホテルの横にレストランが併設されていました。
部屋は、明るくてきれいでした。
朝食は生ハム、パン、フルーツ、ケーキ、ヨーグルト、シリアルなどが用意されていました。野菜がないのが残念でした。
ホットサンドメーカーがあり、パンにチーズとハムを挟んでパニーニを作りました。美味しい!!2日目以降毎日、パニーニを食べました。糖質ダイエットを全く無視した朝食を続けました。
夕食は、隣に併設されているレストランで2回いただきました。セットメニューもありました。 Menu di Mare 18ユーロとMenu di Terra15ユーロ。写真は、Menu di Mareのメニュー ムール貝のスープと、白身魚とトマトのパスタでした。
どちらも美味しかったです。
2回目の食事は、メニューにせず、ミックス・サラダと、海の幸のパスタにしました。
パスタもなかなかの量で、美味しかったです。
マッダレーナの街
お土産屋さんが並ぶ観光客にとってのメインストリートです。高級ブランドが並んでいるわけではありません。
お土産屋さんには、サルデーニャ自治州の州旗(白地に赤い十字の線で区切られていて、4人のムーア人の顔が並んでいる)が掲げられていました。この州旗は街中でよく見ました。それだけ郷土愛が強いんでしょうね。
街の中心地に市場もありました。外観がきれいなので、役所かと思ってしまいました。
活気はあまりありませんでした。
マッダレーナ島の中心街でも食事しました。L’Aragostaという名前のお店でこの界隈では比較的安いお店です。
シーフードのフリットを注文した。パンと一緒にPane carasauという、サルデーニャ州の薄いパンも来ました。やっぱりシーフードのフリットを食べなきゃ、イタリアの夏が始まらないという感じですね。
そして、このレストランで偶然にも会社の人に遭遇したのです。日本人でさえ会うのが珍しい島なのに・・・。会社の人にこの偶然を説明するために、マッダレーナって、日本で言えば、西表島ぐらい僻地と説明してました。そんなど田舎でお会いするとは・・・。ドイツ在住の営業の人で、以前は同じフロアだった方なんですが、今でも年数回お願いごとをしている方で、生で見るのは、7、8年ぶり。今ではたまにテレビ会議で顔をちらっと見るくらいで、本当にIさんかどうか怪しかったんので、ガン見してしまったんですが、一向に気づいてもらえず、一緒にいる奥さまにはこちらがガン見していることを悟られてしまったので、声をかけてみました。回ったビーチの感想を聞かせていただきました。
その夜は、Festival dei Coloriというイベントがあり、広場で盛り上がっていました。このイベント トウモロコシの粉にカラーを付けて、撒くヤツです。どうしても、台湾での爆発事故を思い出してしまうんですよね。