アヴェイロはポルトとコインブラの間にある街です。アヴェイロに到着すると、旧駅舎のアズレージョが迎えてくれました。
ポルトのサン・ベント駅から普通電車で1時間20分で行くことができるので、ポルトから日帰りで行く方も多いと思います。そんな中で、私はこの街を2泊することにしました。アヴェイロ自身、小さい街なので、観光しやすいですし、とてもきれいな街でした。また、Forum Aveiroショッピングモールも近くにあるので、時間があれば立ち寄ってもいいでしょう。また、コスタ・ノヴァに行くにも便利で、やはりアヴェイロを2泊にして良かったと思っています。
中央運河を遊覧するモリセイロ
アヴェイロのメイン観光は、中央運河を遊覧するモリセイロというボートに乗ること。モリセイロを運航している会社は数社あり、朝から行列が出来ていました。一人旅だったので、乗らずです。ホテルでもツアーの案内があり、割引で11ユーロだった。街の中で見たら15ユーロだった。いろいろコースがあるようなので、どんなところに行くか確認して、乗船するようにしましょう。
モリセイロは牧畜のための肥料用の海藻を集める船だったそうです。
格好いい船頭さん。絵になる~。
運河沿いの街並みをバックにモリセイロを撮影してみた。
モリセイロの運航会社によって、絵の傾向が違うのですが、なぜその絵?ってのがあります。上記の写真の絵をアップするとこんな感じになります。
他にも、これ。この女性は一体何をしているのか? 同じ画風の絵なので、この会社のだけだと思うのですが・・・。いったいなぜその絵・・・💦。
塩田
中心から少し歩いていかないといけませんが、塩田も見ることができます。塩田の中の通路も歩けるんですよ。塩田好きの私は行くしかないでしょ。コスタ・ノヴァに行くバスの中からも見えるので、ある程度の場所を確認でき、距離感がわかりました。
数か所に塩の山がありました。
炎天下の中、仕事をしている作業員。なぜ、パンイチなのか・・・。
こちらは塩の販売所。量り売りをしていた。
アヴェイロで食べたもの
Confeitaria Peixinho
アヴェイロで有名なお菓子 オヴォシュ・モーレシュが売られているお店として有名。このお菓子、いろんな方がブログで紹介されています。こちらのお店、カフェスペースが階上にあるのですが、1Fで買ってから、自分で商品を持って、カフェスペースに上がる感じです。私は、オヴォシュ・モーレシュとメレンゲに覆われたお菓子を買いました。
オヴォシュ・モーレシュは、小さな魚や貝殻の形をした薄い皮に黄身餡が入ったお菓子。昼過ぎに行くと、魚型は売り切れだった。
2Fのカフェスペース。
オヴォシュ・モーレシュは卵の黄身の餡という感じのものが薄皮のモナカの皮みたいなものに入っている感じでした。美味しいかといえば、感動的なものではなかったです。もうひとつはメレンゲの中にメレンゲクリームが入ったものは、ちょっと選択ミスだったかも。ここにも黄身餡が入っていて、甘かった。この大きさを食べるには甘すぎた。おまけでつけてくれたアーモンドクッキー的なものが一番美味しかったです。
オヴォシュ・モーレシュ1.6ユーロ。メレンゲのお菓子2.1ユーロ。紅茶2ユーロ、
オヴォシュ・モーレシュを割ると、こんな感じです。オヴォシュ・モーレシュは、アヴェイロのケーキ屋さんでは結構どこでも売っているので、他の店で買ってみるのもいいでしょう。
なお、こちらのお店、リスボンの空港にも出店しているので、時間がなくて行けなかった方は空港で立ち寄るのもいいでしょう。
Pastelaria Rossio
この日は8月15日で祝日のため、アヴェイロのケーキ屋やカフェが軒並み閉まっていた。開いている店を見つけて入ったのがこのお店。菓子パンの種類も多かった。この記事を書くためにGoogleMapで検索したら、現在外観が変わっていた。
もちろん、オヴォシュ・モーレシュも売っていた。
ここは、小さいパン・デ・ロー(1.8ユーロ)を置いていた。これなら一人で食べられる。パン・デ・ローは日本のカステラのルーツとも言われるお菓子。
帰ってからホテルで食べることにした。スプーンを入れると、ショワショワとした音が…。中がちょっと生っぽくって口どけも良かった。2つは食べれたよ。他の店でも堪能したかった。感動的な味だったので、お薦めです。
Necas’ House
現在は閉鎖されている市場の近くにあるレストラン。比較的安かったので入ってみたが、後で調べると、TripAdvisorでも、アヴェイロのレストラン362店中20位以内に入るお店で、評価も良かった。
鯛のグリル (14ユーロ)を注文。サラダ(3.5ユーロ)。付け合わせがないかもと思ってサラダも注文したが、付け合わせの野菜もが十分付いてきたので、単品でも良かったかも。焼き方もちょうど良かったし、美味しかったです。まあ、ずっと青野菜食べてなかったし、完食したので、サラダも頼んで正解だったかな。この店、お薦めです。美味しそうなデザートもあったので、お腹の空きがあれば食べたかったです。
Porta 36
上記のNecas’ Houseの前にあるお店。ランチに利用したお店です。ランチメニュー(パン、メイン、ドリンク)が11ユーロであったので、店員さんに今日のランチのメニューを聞いてみると、チキンか、タラとじゃがいもを調理したもののどちらかと説明してくれたので、タラの料理を選択。ドリンクはワインも選択できたが、水にしておいた。
鱈とポテトと玉葱のオリーブ煮っぽいものが出てきた。やさしい味で美味しかった。骨も出て来なかったのでちゃんとしたお店なのかも。
この料理が気に入ったので、日本に帰ってからそれっぽいものを何回か作った。帰国後、タラの購入が増えました。
アヴェイロは、レストランもカフェもいっぱいあるので、楽しめると思います。魚市場(現在閉業)の辺りは入り易い店が多く集中しているので、そのあたりで食べるのがベストだろう。