ハジャー・イム神殿(ハジャー・イム神殿)はブルー・グロットからバスで5分。歩いていけるかなと思ったけど、バスがちょうど来る時間だったので、バスに乗った。かなりの距離だったので、バスに乗って良かった。ハジャー・イム神殿/イムナイドラ神殿の入場料は10ユーロ。まずは、3D映像を見て遺跡の成り立ちを見ます。3Dシアターの前にも、パネルなどがありました。
ハジャー・イム神殿
外に出て、遺跡への矢印の方向を進むと、テントの下に遺跡が見えました。私が持っていたガイドブックの写真にはこのテントが無かったけど、風化を防ぐため、取り付けたようだった。ハジャー・イム神殿は、紀元前2800~2400年に建てられた神殿。ハジャー・イムとは、「聖なる石」、「崇拝の石」という意味らしい。
ウインドー・ストーン。祭礼室へ続くドア。
神託の間。
イムナイドラ神殿は、ハジャー・イム神殿から更に奥に500mくらい行ったところにある。先ほどまで青空だったのに、急にお天気が悪くなってきた。雨が降りそうだ。イムナイドラ神殿も同じく、テントが張ってあるので、うまく辿り着ければいいが、途中で雨が降り始めれば、避難するところも無い。とりあえず、歩き出した。お天気なら、ハジャー・イム神殿からイムナイドラ神殿へ続く道が眺めが良くていいはずなのに・・・。
この一本道を横切るトレッキングルートもあるようで、数名トレッキングしている人がいた。Filfla島が見えた。1970年に自然保護区に指定されるまで、英国軍の射撃訓練に使われていたようだ。イムナイドラ神殿に着く手前で、もう一つのゲートがあり、チケットを見せた。雨がポツポツと降り始めた。
イムナイドラ神殿
イムナイドラ神殿に到着して、2、3分したところで、本格的な雨になってきた。そして、風もきつくなり、砂埃が舞い上がり、テントがあるにも関わらず、遺跡の見学どころでなくなった。遺跡の中に避難するも、目を開けてられない状態だった。どのみち、この雨が止まない限り、動けないんだから、ゆっくり待つことにした。40分ほど、テントの中で立ったまま過ごした。
世界最古の巨石遺跡と言われる。エジプトのピラミッドよりも古く、紀元前3000年~2400年前に建てられた神殿。こちらのほうが、保存状態が良い入口があった。
どちらの神殿も、再現されていますが、単に転がっている石を無理やり積み上げただけちゃうの?というくらい、神殿の雰囲気があまりありませんでした。←夢のない表現で申し訳ない。