世界遺産の白神山地の手軽な散策コースとして、有名なのが、十二湖散策コースです。一般のパックツアーに組み込まれているのもこのコースです。今回はこのルートを紹介したいと思います。
スタート地点は?
私たちは、車でアプローチしました。下記簡易マップには駐車場Pマークを入れていますが、基本、森の物産館キョロロが出発時点となります。ここには、奥十二湖駐車場(有料 100台)、バス停があります。不老ふ死温泉から出発するバスも奥十二湖駐車場(青池)行きとなっていたので、こちらに停車するようです。
森の物産館 キョロロでは、お土産物やちょっとした軽食が売っています。
海岸沿いの道路(国道101号)から入ると、最初に出くわすのが、王池です。その駐車場(無料)に車を停めて、一旦王池を見学をしましたが、更に進みました。ビジターセンターの横にも数台おける駐車場がありました。最終的に私たちは森の物産館キョロロ横にある駐車場(500円)に車を停めました。
ハイキング装備
天気予報が降水確率90%ということもあり、登山口で挑んだのですが、普通のスニーカーで十分でした。ヒールの無い、滑らない靴なら大丈夫でしょう。
散策ルート
十二湖って、十二湖でなく、大小33湖沼なんですって!
所要時間:1時間30分
散策ルートは標識があるので、迷うことはありません。
王池
上記のメインルートには入っていませんが、こんな感じです。
スタート地点
十二湖のスタート地点にある車を入れないようにしているガードの上の小鳥たち・・・。
鶏頭場の池
コースの最初の池。形が鶏のトサカに似ていることからその名前がついたそうです。こちらは、鳥が多く飛んでくるのか、鳥を撮影する男性陣が占拠していました。
奥に進むと屋根付きの休憩場所がありました。
来た道を戻ると、二手に分かれています。青池へは左側の道を通って行きます。
こんな木々の間を歩きます。
野鳥も見れました。
青池
散策ルートのハイライト、青池。やはり、他の池と違い青く見えました。
バルコニーも設けられていました。濃い青ですね。
ただ、落ち葉が多く、風もないため、水面に落ち葉が残ったままなのが残念でした。これは日に寄るものなのかもしれません。
ブナ自然林
500mほど白神山地のブナ林が続きます。
沸壺の池
水面の青さは青池と並びます。こちらのほうが落ち葉ば無く、本当にきれいに見えました。
青池より沸壺の池のほうが透明度が高い気がします。
新緑と輝く池が素敵でした。今回の散策の中で一番良かったです。
少しさざ波が打っていました。
まとめ
高低差もあまりなく気軽に回れる散策コースでした。見どころが集中していていいのですが、普段山歩きをしている方には物足りないと感じると思います。そんな方は、白神岳登山をめざすのもいいかもしれません。
白神山地ビジターセンターのHPには各種コースが紹介されていますので、他の散策ルートに挑戦してみてく下さい。
白神山地ビジターセンターHP: https://www.shirakami-visitor.jp/