ポルトガルヨーロッパ

ポルトガル 2024年の旅 プランニングと費用

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2回目のポルトガル旅行、以前行ったのは25年前。まだ通貨もポルトガル・エスクードの時代。2回目とあって、リスボン、ポルトの観光スポットは、すっと飛ばして、前回行けなかったところ中心に回ることにしました。面積が日本の九州の2倍強の大きさ。ポルトガルに入れば、長距離バス網が整備されているので、いろんなところに行きやすいですね。ここでは、本編では書き切れなっかったことや、気づいたことを書いて行きたいと思います。

リスボン・ウンベルト・デルガード国際空港

リスボンの入国にあたり、自動ゲートで通れるようになったようです。スタンプが欲しかったので、通常の入国係員がいるところに並びましたが、自動ゲートを抜けたあとに、希望すればスタンプを押してくれるカウンターがあったようです。
リスボン・ウンベルト・デルガード国際空港

入国すると、こんな感じで看板が出ており、配車サービス(Uber、Bolt)の乗車場所もすぐわかるようになっていました。
リスボン・ウンベルト・デルガード国際空港

国内交通事情について

鉄道・メトロ
リスボンのメトロ。切符の1.8ユーロなのに、2.3ユーロ請求されたので、なぜと思っていると、この黄色の紙でできた紙の切符、切符というより交通カードと言ったほうがいいだろう。1回使いきりでなく、チャージできる。紙で出来ているから、使い捨てと思ってしまいました。全然、勉強していなかったのでこんなことに・・・。今ではVISAタッチができる改札機もあるようです。

ポルトガル鉄道も最初に切符を買った時は、運賃だけの請求だったが、2回目切符を買う時は何も言わなければまた専用の鉄道カードを買わされるはめになった。ポルトガル鉄道の場合はカードが無くても乗れたので、ネット切符を買っておいたほうが、カードを買わされることもなかったかもしれない。

会社ごとに交通カードがバラバラなので、とにかく、どんどん交通カードが増えて行きました。
リスボン メトロ切符

配車サービス Uber、Bolt
ポルトガルではこの2社が強いようです。UberよりBoltのほうが安いみたいですので、タクシーを利用しようと思っている方は、Boltのアプリも入れておいたほうがいいでしょう。空港近くに宿を取った方は徒歩15~20分の距離、Boltで1.93ユーロだったそうです。メトロ並みの安さ。
ただ、私がタクシーを利用したカステロ・ブランコでは、Uberよりタクシーのほうが安かったので、田舎ではタクシーを利用したほうが良さそうですね。

長距離バス
これについては詳細を別ページで紹介しているので是非読んでくださいね。

ポルトガル 長距離バスの乗り方(Rede expressos、FlixBus等)
コロナ終息後、初のヨーロッパ旅行。旅行の仕方も随分と変わっていました。その一つがバスの乗り方です。ポルトガルの長距離バスは本数も多いし、安いので、利用しやすいですね。鉄道よりバスのほうがお薦めかな。 長距離バスの利用のポイント 長距離バスの...
ホテルの予約について

今回はBooking.comでホテルを取りましたが、夏はドミトリーでも日本円で1万円くらいするところが多いので、びっくりしました。面倒なところもあるが、Airbnbも視野に入れてもいいかも。
予定がある程度決まったら、ホテルは早く予約したほうがいいだろう。アヴェイロで泊まったVenezaホテルは、2泊で23,084円だったが、当日見たら、1泊24,250円でした。
また、今回泊まった宿は、ドライヤーがないところが多かった。ケトルがあったのは、1か所だけだったので、アジアで何でも揃っているホテルに慣れていると、残念と思うことが多かった。注意深く予約する必要があるだろう。

コロナ終息後の始めてのヨーロッパ旅行でびっくりしたこと
  • 円安の影響を受け、やはり物価が高いなと感じた。(2019年 1ユーロ 約122円、2024年 約167円)
  • Yahooが見れなくなった!
  • ガイドブック 地球の歩き方 ポルトガルの高騰 2019~20年版 1,650円から2024~25年版2,200円になった。
  • JCBのシールを見かけなくなった。
  • 人気観光施設は予約が必須になった。
  • スマホとwifiが無いと、旅が難しくなった。
  • ポルトガルは年配者でもスマホが必然的に使える。
    Figueiró dos Vinhosという田舎町のバス停で、おばあちゃんが「いつもバスが遅れるのよ」(ポルトガル語で話しかけていた。この訳は妄想)と話しかけてきた。80歳前後のそのおばあちゃん、その他のおばあちゃんもみんなスマホを持っていた。多分、バス停の窓口はもうなくなっているし、スマホで切符を買うしかないんだと思う。日本だったら、ネット予約ができない人のために窓口を開けているんだろうけど…。日本も高齢化、そこに人を割り当てられないはず。強制的にも使えるようにしないといけない時期に来ているのかもと思った。
スケジュール

1泊目がモンサントという強行スケジュールで、組みました。

行 程
第1日目 関空17:40発-シェイクザイード国際航空(アブダビ)23:55着
第2日目 アブダビ 2:00発-リスボン 6:55発
Lisbon (Oriente)9:45発→Castelo Branco (Bus Station) 12:30着
タクシーでモンサントに移動。モンサント観光。モンサント泊
第3日目 10:30 タクシーでCastelo Brancoに移動。Castelo Branco観光。
Castelo Branco14:30発→Figueiró dos Vinhos16:15着。  Figueiró dos Vinhos泊
第4日目 Fragas de São Simãoにハイキング。 アヴェイロ泊
第5日目 アヴェイロ、コスタ・ノヴァ、アゲダ観光。 アヴェイロ泊
第6日目 ポルトへ移動。ポルト観光。 ポルト泊
第7日目 ポルト観光。ポルトからリスボンへバスで移動。リスボン泊
第8日目 リスボン泊。 リスボン泊。
第9日目 リスボン 8:55発 アブダビ 19:25着。アブダビ 21:25発。
第10日目 関空12:13着。
旅の費用

*1US$=約149円。1ユーロ=約167円。
夏(それもお盆を挟む時)のヨーロッパで、この価格でチケットを取れたのが良かった。他の航空会社は大体29万円前後だったので。

関空-リスボン(エティハド航空)往復 197,520円*
 CASA DO CASTELLO MONSANTO 98ユーロ 16,366円
 Hotel Rota Malhoa 60ユーロ  9,896円
 Venezaホテル 2泊。 140ユーロ 23,084円
 Guest House Triunfo 別途宿泊税2ユーロ 86.67ユーロ 14,184円
 Inn Bairro Alto BA Sweet 2泊。別途宿泊税4ユーロ 214.20ユーロ。35,870円
  *宿泊代 計 100,402円*
カストロ・ブランコーモンサントタクシー代
(行き 65.3ユーロ。10,767円 帰り割り勘分31ユーロ)
15,944円
バス代(リスボンからカステル・ブランコ 5.48ユーロ
カステル・ブランコからFigueiró dos Vinho 7.22ユーロ
Figueiró dos Vinhoからコインブラ 9ユーロ、
ポルトからリスボン6.98ユーロ
4,707円
その他、鉄道代、地下鉄代 約2,500円
 *交通費 約26,350円*
 *入場料(Jardim do Paço Episcopal) 3ユーロ 495円*
 *食事代 約20,000円*
**旅の総額 約345,000円
総評

ポルトガルを表す言葉に、郷愁(Saudade サウダーデ)があります。故郷を懐かしむとか、日本語になかなか表現できないらしいのですが、なぜかせつないの言葉のイメージがあります。25年前に行ったポルトガルは、洗濯籠を頭の上に載せたおばさんがユラユラ歩いている風景などが残っていて、スペインやイタリアの華やかな観光地とは違う洗練されたない部分や物悲しい部分もありました。しかし、今は路面電車をバックに写真を撮る、観光客であふれかえっていて、有名観光地は長蛇の列になっていて、全く違うイメージになっていました。
生活感が溢れる下町など見られるのが良かったのに少し残念でした。

ガイドブックを読み進めていくうちに、南部のアルガルヴェ地域も別途行きたいと思いました。