本来ならサパの旅行社で、内容を比較しながら、ツアーを選びたかったが、サパには、土曜日夜遅くに到着することになるため、事前に日本で予約しておいた。
ツアー内容
主催旅行社:選んだのはSapaexpress のツアーです。 1人30US$。
*日曜マーケットなので、日曜日しか催行されていません。
*tnkjapanのツアー84US$~から考えると安い方かな。
7:00-7:30 ホテルピックアップ
10:05‐12:00 バックハー日曜マーケット自由散策。
12:00‐12:55 ランチ。
13:05‐13:17 バックハーの町はずれの黒モン族の家訪問。
14:54‐15:25 ベトナムと中国との国境を見に行く。
16:04‐16:16 眺めの良いところで降りる。
16:40 サパの町で適当に降ろされた。
ホテルピックアップ
7:00-7:30からにホテルにピックアップと聞いていましたが、7時25分に来てくれました。ツアー会社のスタッフというより送迎を手配された業者という感じの人でした。マイクロバス前に降ろされ、乗るように指示されました。7時34分にバスは出発しました。あと2か所ほどホテルに立ち寄って、ツアー参加者を拾っていき、結局ツアー参加者は23人になりました。ラオカイを経由して、バックハーに向かいました。
バックハー日曜マーケット
私たちのツアーは、バックハーでランチを食べるレストランにまず案内され、トイレ行くのなら、こちらで済ませておいて、12時のランチにこのレストランに戻ってくるよう指示されました。
自由行動で、全く案内されず、もうちょっとポイントだけでも説明してほしかった・・・。
沢蟹?はまだ動いていた。
足もひづめが付いたまま売られている。
市場の周りは調理されたものを売る屋台や食堂も数軒ありました。
葉っぱに包まれたもの。米かもち米のようである。ホテルのビュッフェに出てきたのですが、Black ”Chung” cakeとなていて、スイーツなん?と思ってしまって、結局手を出せなかったものです。
こちらは、色とりどりのおこわ。
蜂蜜も売っていました。
年配の人は、民族衣装を着ている人がまだいました。
ぎっしりと埋め尽くされた民族衣装や小物を売るお店。
花モン族の人かしら?綺麗な青が印象的でした。
ベトナムでは、ルイ・ヴィトン、シャネル柄の服を着ている若者やおばさんたちをよく見ましたが、こういうところで売られているのね。
Bánh hạt dẻ(Chestnut cake)、市場を少し離れた通りで見つけた。1個5,000ドン。
つぶされた栗がぎっしりで入っている饅頭のようなもの。素朴な味で美味しかった。このお菓子は、サパの町でも売られていました。
川がある方向へ下っていくと、橋がかかっている手前で、生きた動物の市場が立っていました。このあたりの少数民族は、後ろに背負っているカゴがプラスチックに変わっていて残念でした。
食用と思われる犬。こちらのおば様方に水牛の市はどこでやっているか聞いたところ、向こう(バス・ターミナルのほう)を差して、やっていないようなことを言った。この季節やっていないのか、時間的問題なのか、わからずでした。あとで英語ガイドに質問したが明確な回答は得られずでした。
生きた豚を袋に詰め込もうと格闘中の女の子。
ツアーのランチ
ツアー定番の揚げ春巻きに始まり…と言った感じ。
黒モン族のお宅訪問
バスで5、6分のバックハー郊外に移動し、黒モン族のお宅におじゃましました。
台所。
黒豚、牛などが飼われていた。
1匹だけ、「僕のことをかまってよ」的にツアー客にアピールしていた子豚ちゃん。
家もしっかりしていたし、家畜も多かったので、お金持ちの家かな。
中国との国境
ベトナム(ラオカイ)と中国(河口)の国境に行きました。まず線路から、中国を見ます。20年ほど前、サパからハノイに戻るのに、ラオカイでミニバスを降りた際、ラオカイから昆明に行くと言った欧米人がいたことを思い出した。漢字しかない世界で、欧米人はやっていけるのか心配した。発展前の中国で、英語をしゃべる人も少ないし、スマホという文明の利器もないし・・・。
対岸は、中国・河口です。中国河口と書かれたゲートが見えました。
橋を正面から撮影したかったが、実際にはパスポート・コントールがあり柵で覆われていた。
最後に、かなりサパに戻ってきたところ(ラオカイとサパのちょうど中間あたり)で、休憩です。橋の建設が途中で終わっているのか、通行止めになっているところを、ベトナム人たちは、バイクで乗り回したり、歩いたりしていました。
すごく景色がいいというわけではない。
道端では、焼きトウモロコシ、野菜などの販売をしていた。
ツアーを参加しての感想
ツアーのガイドの説明がほとんどなかったのが、残念でした。英語が苦手なので、長々説明されてもしかたがなしなんですが・・・。自力でバスを乗り継いで行く方法もありますが、中国との国境のところにも行けた(多分、個人で行ってもバスターミナルから歩けると思うが)ので、ツアー参加で良かったと思います。ツアー参加でないとその発想は無かったと思います。
バックハーのマーケットが観光客向けというより、現地向け(それも現代人向け、当たり前か。)で、民族衣装や少数民族が作る雑貨の販売も思ったより少なくなっているのではないかと思います。民族風のものも既製品っぽいものがあふれてしまっていて、ちょっと残念でした。もっとマイナーなマーケットに次回は挑戦したいですね。