マルタヨーロッパ

地中海に浮かぶ小国 マルタ共和国の旅 その12.プランニングと費用

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旅のプランニング

マルタ共和国は、マルタ島、ゴゾ島、コミノ島の3つの島から成り立っている。面積は316km2と東京23区の半分の大きさです。なので、1週間あれば国中のメインスポットの観光はできます。時間があるなら、是非、ゴゾ島にも宿泊することをお薦めします。ゴゾ島は自然が多いですし、より素朴な感じを味わえます。時間が余ればトレッキングするのもいいでしょう。

私が旅行した時は、地球の歩き方が「南イタリアとマルタ」でマルタ単独ではありませんでした。地球の歩き方だけでは心もとないので、ロンリープラネットを持っていきました。今は地球の歩き方のPlatシリーズからマルタだけで出版されているので、内容もかなり充実してきました。食事に関しても、マルタ版サンドイッチと言われるフティ―ラ(Ftira 地球の歩き方ではフッティーラとなっていますが、これではあまり検索結果で出てきませんでした。)なども挑戦したかったです。このガイドブックがもっと早くに発行されていれば、充実した旅になったことでしょう。

マルタ島のビーチ

マルタはあまり大きなビーチがありません。唯一、マルタ島北部のMelliha(Ghadira アディーラ)が大きいですね。だけど、ヴァレッタから1時間ほどかかるし、通常の日本からの旅行者はメリーハを基点とはしないと思います。メリーハ近郊にあるビーチを紹介します。

Golden Bay
普通のビーチです。ここで大学教授をしているマルタ人の男性にいい穴場があると教えてもらい、彼の後をついていくと、とんでもない岩場でした。人はいないけど、う~む。彼と別れて、その上の岩場を登りきると、道が現れました。そして、歩いていくと、次のGhajn Tuffiehaのビーチが見えました。

Golden Bay

Golden Bay

Golden Bay

Ghajn Tuffieha
ここは、どんどん下っていくとビーチに辿りつきます。そして向こうに少し見える水面は、きっと、Gnejna Bay(リビエラ・ビーチ)に違いない。一人旅なら泳ぐより上からの眺めを楽しんだほうがいいかな。

Ghajn Tuffieha

Ghajn Tuffieha

「世界さまぁ~リゾート」の情報ですが、マルタ本島北部のパラダイス・ベイや、ブラピが気に入って2か月滞在したと言われるゴゾ島のイムジャール・イッシーニ(Mgarr ix-Xini)などもあります。

お土産&豆知識

マルタのお土産ですが、既述のとおりcarob(イナゴマメ)のシロップを購入しました。イナゴマメの1粒(0.2g)が宝石の重さの基準(1カラット)になったと言われてるらしい。マルタは蜂蜜が有名で、国名のマルタは、ギリシャ語のハチミツ(メリタ)から来ていると言われている。あと、サボテン(prickly pear)のジャムもいいみたいです。会社のお土産になるようなお菓子はマルタ産で見つけることはできないでしょう。

またまた、「世界さまぁ~リゾート」情報ですが、 ゴゾ島の名物として、フッティーラと言われるパン生地でいろんな具材を包んで焼き上げたマルタの伝統料理があるんだけど、ゴゾ島ではゴゾチーズ(ヤギミルクのチーズ)が入っている。Maxokk Bakeryというお店が紹介されてました。

マルタ島旅行のためのユースフルURL
  • マルタ観光局のページ  https://www.mtajapan.com/index.html  最新ニュースがわかりやすく日々更新されていて、便利。
  • Malta Public Transport https://www.publictransport.com.mt/ バスルートなどをチェックしましょう。
  • The Gozo Channel Company  www.gozochannel.com マルタ島北部のチェルケウア港とゴゾ島イムジャール港間のフェリーを運航。
  • Virtu Ferries Gozo  https://virtugozo.com/ ヴァレッタ(グランド・ハーバー) とゴゾ島イムジャール港の間を45分で運航する高速フェリー。
マルタのバス

マルタのバスと言えば、ボンネットバスが有名だったが、今はほぼ見かけることはなくなってしまったのが残念です。2台ほど見ましたが、1台は幼稚園児か小学校低学年の子供乗ったスクールバスのようだった。私は7日間有効のバスカード(21ユーロ)を購入しました。このバスカードですが、購入場所がBusのInformationがあるところか、ヴァレッタのKioskと限られていたので、Sliemaでは購入できず(SliemaのFerry乗り場のBus Informationが開いていれば購入できるかも)でした。今回の旅行では、(乗継も通しで1回と数えて)23回くらいバスに乗ったので、元は取れていると思います。1週間いるなら購入したほうがいいでしょう。またバス停には、ちゃんと時刻表があるので助かりました。停留所は地区名と停留所名が書かれているのでわかりやすかったです。路線図をBus Informationで貰えば、あとはわかりやすいです。

バスの値段は1回2ユーロ(乗継可)。2009年の値段は、0.47ユーロだったので、随分上がったものだ。マルタ島バスチケット売り場

スリ―マ地区のChaletというバス停。マルタ島のバス停

スケジュール

マルタ島スリーマ5泊、ゴゾ島2泊、そしてマルタ島ヴァレッタに1泊。ちょうど良かったです。ゴゾ島に宿泊するかどうか迷ったけど宿泊して良かったです。

行 程
第1日目関空23:40発、ドバイ経由
第2日目マルタ14:15着。スリーマ泊
第3日目ブルー・グロット、ハジャーム・イム神殿/イムナイドラ神殿、ラバト/イムディーナ観光。スリーマ泊
第4日目マルサシュロック、スリー・シティーズ観光。スリーマ泊
第5日目マルタ島一周&コミノ島クルーズ。スリーマ泊
第6日目ヴァレッタ、セント・ジュリアン観光。スリーマ泊
第7日目コゾ島へ移動。ジュガンディーヤ神殿、マルサルフォルン観光。シュレンディ泊
第8日目アズール・ウインドー、ヴィクトリア観光。シュレンディ泊
第9日目コゾ島からヴァレッタへ。ヴァレッタ泊
第10日目マルタ15:30出発
第11日目関空17:10着
旅の予算

*1ユーロ=約140円 1US$=約124円 (2015年8月現在)

関空-マルタ(エミレーツ航空)140,460円 年末に購入しました。
スリーマのホテル(Hotel Roma) 5泊27,500円 HISホテルにて予約
コゾ島のホテル(Hotel San Andrea)2泊(夕食付)146ユーロ Booking.comにて予約
ヴァレッタのホテル(Luciano Valletta Boutique)1泊 50ユーロ  Booking.comにて予約
その他 交通費、食事約30,000円
**旅の総額約225,000円
総評

帰ってから「世界さまぁ~リゾート」を見て、行き残したところが出てきて、後悔しました。島国なので、どっかの次いで立ち寄るには遠すぎますね。今から思えば、もっと食事を充実させたかったですね。
次回は老後に英語留学かな(笑)。