和倉温泉は加賀屋さんが有名ですが、今回は多田屋さんに宿泊しました。和倉温泉まで迎えの車が来てくださったのですが、荷物は宿にそのまま車で運んでおいていただけるということで、和倉温泉の中心で降ろしていただきました。町でランチやお茶をした後、ホテルに徒歩で向かったのですが、「あれ、外観が小さい!」と思ってしまいました。しかし、下のほうに建物が伸びていて、かなり大きな旅館だと気づきました。中心からは少し離れていますが、静かで落ち着いていて、日常から離れて過ごす宿としては好立地なのではないでしょうか。
ロビーに行くまでに少し傾斜のついた廊下を下って行きます。そこからの眺めも素敵でしたが、やはりロビーからのこの眺めがきれいでしょう。お天気が悪かったですが・・・。
ロビー横のスペース。ここでフリードリンクサービスがあります。お茶や、通常お部屋で出されるお菓子もここでいただきました。翌日に泊まった吉祥やまなかもロビーでお菓子とフリードリンクの提供があったので、コロナ禍の影響か最近のトレンドのなのか・・・。こちらの雰囲気もいいですね。夕日がきれい見れました。
ギャラリーもありました。旅館の歴史が古いので、旅館の沿革を展示したコーナーもありました。
お天気は悪かったですが、夕焼けはきれいに見れました。
桟橋のランプもきれいに灯っていました。
お部屋
旧館に泊まったので、昭和チックな和室です。海も見れたので、良かったです。お金がある人は、利久や抱月に泊まれば優雅な気分を味わえるでしょう。
お風呂
ナトリウム・カルシウム塩化物泉。お肌がすべすべになりました。翌日泊まった山中温泉よりこちらの泉質のほうが好きです。更衣室、お風呂とも大きいです。ゆっくり浸かれました。
お風呂に持っていく用のカバン。しっかりしていて、かわいい!です。
夕食
お食事処の個室でいただきました。
加賀蓮根の蒸し物。
お造りの横に添えられている「能登むすめ」の大根おろし、カボスを絞ると、化学反応を起こして、紫からピンクに変わるんです。
能登豚西京朴葉焼き。
能登大根の吹き寄せ、柚子味噌
能登河豚の唐揚げ。
海鮮鍋。
能登こしひかり、あおさの赤だし。
デザートは林檎ムース。
金沢の食材をふんだんに使った料理でした。美味しかったです。華やかさはなかったかな。でも勉強になりました。
朝食
朝食も昨日の夕食と同じ個室でした。典型的な旅館の朝食でした。
お味噌汁は、小鍋で煮ていただきました。アツアツです(嬉)。
総評 ★★★★
次回は季節を変えて、奮発して、利久の部屋に行きたいかな。そして、宿滞在だけに集中し、ゆったり過ごしたいですね。海を見ているだけでも癒しになりました。
会計を担当してくださった人が台湾から来ている人で、多田屋のHPの景色を見て、この宿に就職したそうです。そんな仕事の探し方あるんですね。
立ち寄りどころ
みとね
ランチはここでいただきました。ガイドブックには必ず載っていると言っていいほどのお店ですからね。
私はおまかせ丼(1,800円)を注文した。メニューの中では安いほうだったので、もう少し小さいのかなと思ったけど、しっかり海鮮丼でした。美味しかったです。
ル ミュゼ ドゥ アッシュ
パティシエ 辻口 博啓さんのお店。七尾市でお生まれになった方なんですね。
お店の壁はおしゃれだった。メレンゲで書かれたメレンゲ・アートも掛かってました。
ケーキは、フレジエ アマンド(600円+税)、飲み物はホットリベルテ(450円+税)を選びました。季節柄かイチゴを使ったケーキが多かった気がします。YUKIZURIという金沢駅のお土産屋さんでも購入できるお菓子がついてきました。
友達は、クロエ(和倉店限定)というチョコレートのケーキ。少し食べさせていただいたけど、滑らかなチョコレートが美味しかったです。