インドシナ半島最高峰の山(標高3,143m)として知られるファンシーパン山は、かっては、数日かけて登山して行くしか方法がなかったのですが、2016年にケーブルカー(ロープウェイ)、2018年にはサパの町とケーブルカー乗り場を結ぶ登山鉄道が運行を開始し、旅行者でも気軽に行くことができるようになりました。Hotel de la Coupole – MGalleryも入っているSUN PLAZAに登山鉄道のSAPA STAIONがあります。このSUN PLAZAですが、現在はサパのランドマークになっているので、バイタクも、SUN PLAZAまでいくら?とかで、交渉してくるので、SUN PLAZAという名前を憶えておきましょう。
チケット売り場。この日は窓口が2つ開いていました。3番目くらいに並びましたが、順番が回ってくるのに時間がかかりました。
ファンシーパン山 ロープウェイ料金
料金の高さにびっくりです。3つの乗り物を乗り継いでいきます。最後の頂上登山鉄道は、往路だけ購入し、帰りは歩いて降りるのが一般的なので、片道しか購入していません。
①登山鉄道(FUNICULAR) 往復 150,000ドン
②ケーブルカー(日本でいうロープウェイです) 往復 680,000ドン
③頂上登山鉄道(地球の歩き方ではトロッコと表現)片道 150,000ドン
計 980,000ドン。(5,845円)。
これは平日料金で、土・祝日は170,000ドンアップ(約1,000アップ)、日曜日は120,000ドンアップです。
*Funicularは、Google英語翻訳では、ケーブルカーと訳します。従って、個人ブログで、Funicularをケーブルカーとしているものがあったりするのですが、こちらの価格表には、別の乗り物にCable Carという英語表現をしているので、このページでは、Funicularを登山鉄道と訳し、Cable Carをケーブルカー(日本でいうロープウェイ)として、説明します。
どういう値段構成?っと思って聞き直していると、時間がかかるのでした。どうりで時間がかかるはずです。
感熱紙に印刷されたレシートのようなものがチケットととなります。
これがファンシーパンの全貌です。
切符を買った後は、店舗が並ぶ通路を通り、建物の奥に進み、登山鉄道(FUNICULAR) の乗り場に行きます。
これを人によってはケーブルカーと説明したり、トラムと説明したりバラバラです。
中間で、すれ違います。
乗車時間7分ほどで、ムオンホア Muong Hoa駅(Ga Mường Hoa)に到着しました。
2番目の乗り物はケーブルカー(日本でいうロープウェイ)です。乗り口がわかりにくかったです。一度建物に出ると、どこに行くのかわからなくなりました。Cable Car の標識が示している方向に進みましょう。ケーブル駅の乗車駅名は、ホアンリエン駅(Ga Hoàng Liên)のようです。
ケーブルカー(ロープウエイ)の中は、かなり広いです。
棚田とかを見渡せます。約20分の乗車です。
麓ではお天気は良かったのですが、頂上に近づくと、かなり雲がかかってきました。
GA Fansipan 駅に到着しました。
ここから、カフェなどを通り抜け進んでいきます。窓の外は真っ白でした。
FANSIPAN SUMMITの→に沿って、ずっと進みます。結構、歩かされます。始めは建物内だったんですが、屋外に出ます。
え? 頂上登山電車の駅ってどこなの?ってなり、迷いに迷って、戻ったりしましたが、階段を上り、この門をを通りに抜けます。駅はまだ先でした。
こちらの寺の前を抜けて行きます。
こちらが3番目に乗る頂上登山電車の駅(Do Quyen Funicular Station)です。
これが3番目の乗り物です。3分ほどの乗車でした。降車駅名は、Ga Trúc Mây です。
さらに階段を上がって行きます。
こちらが頂上です。真っ白で、全然パノラマじゃない・・・。思ったより寒く無くて良かったです。
何か所か、標高が書かれているので、写真撮影には困らないです。
下界が見れないので、滞在時間10分ほどで降りてきました。まだ真っ白・・・。
大仏様も靄がかかっています。
大仏の中は入れるようになっていました。
中は、こんなに金ぴかでした。
再び、ケーブル駅に乗って降りていました。
登山電車の降車駅(ケーブルカーの乗車駅がある)には、このようなガーデンが広がっています。
こんな感じで、映えスポットもあります。
お土産物さんがも並んでいます。
もちろん、建物内にもお土産さんがありす。
頂上で、雲がかかってパノラマビューが見れなかったのが、残念でした。下で晴れていても、頂上の天気はなかなか読めないですね。この日はハノイへの移動日、もう少しゆっくり回りたかったです。