仙台から車で約40分ほどの距離にある秋保温泉 伝承千年の宿 佐勘に泊まってきました。
仙台からアクセスとして、①旅館の無料シャトルバス、②宮城交通の路線バス、③タケヤ交通の「秋保・川崎 仙台西部ライナー」などがあります。
名取川のほとりにある旅館です。
秋保温泉の歴史は古く、欽明天皇の時代(6世紀)にまで遡ることができるそうです。佐勘は、秋保温泉の中で最も古い宿のようです。この佇まいいいですね。
玄関を入ると、きれいな屏風が迎えてくれました。
ロビーから中庭を見ると、新緑がきれいでした。
ウェルカムドリンクをいただくスペースは、鯉が泳いでいる池に囲まれています。
メニューから選んだドリンク。
お部屋
お部屋は、落ち着いた和室。名取川に向いていないので、民家ビューでした。9階に泊まりましたが、上の階のほうが逆に眺めが良くないかも。
千日餅は井ヶ田製菓(喜久水庵)の和菓子で、美味しかったです。持ち帰って食べたので、これをお土産にすれば良かったと後悔しました。樹氷ロマンは、雷鳥の里に似ているかな。こちらも美味しかったです。
洗面台。
浴衣は、各サイズ用意して下さっていました。大浴場に行くときに使えるかごバックもありました。
お風呂
大浴場がわかりにくかったです。名取の御湯は両側に2か所あったのですが、両方とも19時まで女性専用となっていたのですが、のれんに「湯」や「女」と書かれていなかったので、その横の階段から降りていく露店風呂しか入らずに終わるところでした。露天風呂から戻ってきた時にちょうど人が出てきたので、そこが風呂だとわかりました。他の宿泊者の方にも「あそこの風呂入れるの?」とか聞かれてしまいました。外国人なら更にわかりにくいでしょう。
「花月館1階大浴場」は2021年2月13日の地震により建物が被害にあり、工事中のため、入ることができませんでした。19:30~「花月館地下1階大浴場」が女性が入れるようになりました。
風呂上りには、湯上り亭にて、冷たい飲み物を提供してくれていました。
夕食
夕食は個室でした。
先付は、よもぎ豆腐、筍と浅利の木の芽味噌和え、かます若狭焼き、蛸の柔らか煮、穴子寿司、天豆蜜煮、人参カステラ。
造里(鮪、桜鯛、白牡丹海老、帆立)
蓋物(甘鯛桜蒸し 銀餡掛け 海老芝煮 桜花)
凌ぎ(オマール海老のフラン)
ここまで、一気に配膳され、焼物(銀鱈黄身醤油焼 蓮根、じゃが芋窯に桜エビ 小柱 若芽 春キャベツの菜種焼き 黒毛和牛ロースト 筍木の芽焼き)まで、コンロの火につけられました。なので、この焼物を食べるころには料理は冷めたものを食べる羽目に・・・。
まだまだ、先に出された料理が進んでいないのに、鍋物(鴨鍋)に火をつけようとしたときにはさすがに止めました・・・。そして、来たついでに食べ終わった器を持って帰ればいいのに、引き下げない・・・。これは見栄えとかの話でなく、やってきたからにはただでは帰らないという、熟練OLの性なのか、気になる・・・。業務効率考えてくれ~。
この後、食事 (かにと筍御飯)、止椀(仙台味噌仕立て とろろ芋 あおさのり)が出てきて、甘味は、仙台石井屋&佐勘 コラボ ブラマンジェでした。
料理は、普通ですが、サーブの仕方でダメにしていました。
アクティビティ
館内歴史ツアーは1Fの佐勘の歴史を説明してくれました。歴史が好きな人は面白い内容だと思います。20時から始まります。途中抜け出し、イルミネーションのほうに行きました。
カラフルなライトアップとサウンドの共演です。ちょっと面白味に欠けるかな。
朝食
朝食はビュッフェでした。私が取った料理はちょっと地味な皿になっていますが、バラエティに富んでました。海鮮丼、ズワイガニの鉄砲汁、焼き魚も焼き立て! 食べなかったけど、キーマーカレーやシェフがその場で調理してくれるオムレツなどありました。ミキサーに入ったキウイの生ジュース、バナナ&牛乳の生ジュースもありました。ワインも用意されていました。
パンはこちらで焼いているものでした。
その場で食材を詰めて下さるサンドイッチ。
お腹いっぱいで食べ切れるかと思ったのですが、小ぶりで食べることが出来ました。発酵バターのクロワッサン、トマトのスムージー。どれも美味しかったです。
かなり、力の入った朝食でした。
総評
評価: 3.2
夕食の給仕のマイナス点がかなり響いたかな。ただ、最後の朝食がとても良かったので、挽回した感じです。
立ち寄りどころ
磊々峡
磊々峡(らいらいきょう)は、秋保温泉の近くにある渓谷で、5月には新緑、秋には紅葉が楽しめます。遊歩道が整備されているので、気軽に散策ができます。覗橋(のぞきばし)から覗き込むと、ハート岩が見れるますので、見て下さいね。
主婦の店 さいち
「マツコの知らない世界」でも紹介された全国的有名なおはぎが美味しいというスーパーです。おはぎは仙台駅に曜日・数量限定で売られていますが、まさか本拠地のさいちに立ち寄ることができるとは・・・。佐勘から数分のところにあります。
圧巻のおはぎの量! 通路にも陳列待ちのおはぎを載せたワゴンがありました。
もちろん、おはぎ(2個入り250円)を購入しました。たっぷりの餡子で甘さ控えで美味しかったです。