モンサントは1938年に「ポルトガルで最もポルトガルらしい村」に選ばれた村です。巨岩に囲まれたというか、巨岩と共存して生活してる村です。
モンサントへのアクセス方法
モンサントはポルトガルのメジャーな観光地の中でも、公共交通でなかなかアクセスしにくい場所にあります。
カステロ・ブランコ（Castelo Branco）から48ｋｍの距離にありますが、カステロ・ブランコからのバスは、1日1本程度。私が訪れた2024年の夏は1日１本くらいで、カストロ・ブランコからその日に行って、その日に帰ることができなかった。また、モンサントからカストロ・ブランコへは7時台のバスだったので、もうバスで行くことは諦めました。
バスで行こうと思っている方は、下記.transdev社のHP（ポルトガル語のみ）で時刻表を確認することができます。便によってはIdanha Nova乗換えの場合があります。
https://www.transdev.pt/
リスボンからカストロ・ブランコまで
私は、FlixBusでリスボン（Oriente） 9:45発、Castelo Branco 12:30着の便で行きました。値段は5.48ユーロでした。この価格は予約した日によって価格が変わるので早く予約をしたほうがいいでしょう。私の調査不足で、このバスはリスボンの空港経由でした。（他の便で空港に立ち寄らなかったと言う人もいるのでチェックが必要です）わざわざ、Metroに乗って、Oriente駅まで出たのに…。
カストロ・ブランコからモンサントまで
さて、バス利用は諦めたので、タクシーは一体いくらするんだろうと考えました。現在はウーバーの選択肢がありますね（ポルトガルではBoltのほうが少し安いですが、この地域はやっているのかわかりません）。私はまだ実際にウーバーを使ったことがないのですが、検索のタイミングに寄って、価格違いました。日本で参考として検索した時には、73ユーロぐらいでした。現地に行って乗りたいタイミングで検索すると、80.96ユーロと出てきました。事前調査では、タクシーのほうが少し安いと書いている人がいたので、タクシーにすることにしました。
行き 65.3ユーロ（日曜日利用。カステロ・ブランコのバスターミナルのタクシー乗り場から、街の中心まで行くのは難しいと言うので、私がわかっている場所、村の中心より手前の警察署前（ここには公共パーキングあり）で降ろしてもらいました。もうちょっと先でも良かったかな）、帰り61.75ユーロ（月曜日利用）でした。
＊土・日・祝日はタクシー代が高くなる。モンサントの降車場所は、ホテル名を言ってもわからない等があれば、私の帰りのタクシーのピックアップ場所が、Café Monsantino前だったので、そこにしてもいいだろう。
こちらは、カステロ・ブランコのバスターミナル。モンサントまでタクシーをシェアできればと思っていたが、観光客らしき人はおらずでした・・・。
バスターミナルにタクシーが停まっていないなら、少し歩くがツーリスト・インフォメーション前に行ってみましょう。常時２、３台は停まっているそうです。
こちらはカステロ・ブランコのバスターミナルの建物の中にある切符売り場。
行きのタクシーは、カード支払い可、帰りは現金のみでした。モンサントの宿は現金払いとなっている宿が多いので、現金を多めに用意しておきましょう。ATM機は Café Monsantino 近くに１台ありました。
なお、行きのドライバーさんは、ポルトガル語のみ。帰りのドライバーさんはフランス語が話せました。
こんなオリーブ畑の間を通っていきます。
山の中腹あたりに見えるのがモンサントの集落。
帰りは、カステロ・ブランコから次の目的地への移動のバスの時間まで、少し時間を取っていたので、カステル・ブランコを回ることにした。ドライバーにJardim do Paço （宮殿庭園）に行くようにお願いしたら、行き方を知らないらしく、私に説明しろと言われた。フランス語で説明かい！
カステロ・ブランコ
スペイン国境か20㎞ほどの距離にあるカステロ・ブランコは他国からの侵入・占領を受けてきた。そのため、歴史的なものはあまり残っていない。
観光の見どころは、宮殿庭園（入園料3ユーロ）と、博物館、あとは、小山の上に立つカストロぐらいかな。その中でも宮殿庭園に興味がありました。
受付で荷物を預かったもらい、庭園を回りました。奥行も少ないので、ほぼ外から見える範囲。ガイドブックの写真のままなので、入るほどのことでもなかったかなというのが感想です。
ベイラ・バイシャ地方の首都で、静かな地方都市といった感じでした。