旅行のプランニング
エチオピアは、私の旅の行きたいところリストに入っていたわけでないのですが、GWのナミビア旅行の同行者がエチオピアが良かったというので、Nちゃんがエチオピアに興味を持ち、少しでも若い時に行きたいということで、行くことになりました。エチオピアは、ラリベラ岩窟教会群やゴンダールなどの世界遺産や、自然公園がツアーに盛り込まれていますが、個人旅行で目指す目的地はダナキル砂漠ツアーです。地球の歩き方も巻頭特集にしか出ていないです。日本人御用達のETTのツアーの2泊3日か3泊4日に申し込むのが通常パターンです。私たちはラリベラ観光を含んだ4泊5日のツアー(国内移動 3フライト込み)を申し込みましした。11月にETTのHPを見ていた時には、800ドルだったんですが、途中から金額が出なくなり、最終的に1000ドルになりました。出発間近になるにつれ国内フライトの値段が上がるので、それを反映された形になったようです。できるだけ早く申し込みましょう。
メケレから2泊3日のダナキル砂漠団体ツアーに参加することになりました。参加者の中でラリベラ観光はホテルでアレンジしてもらったという人に会いました。確か、PANAORAMIC VIEW HOTELです。通常回るラリベラ岩窟教会群ではなく、ラリベラ郊外にある教会にも行ったらしく、そこが一番良かったとおっしゃっていたので、ETTのツアーで行くより、余裕を持った日程で組み、ホテルでアレンジしていただくほうがいいように思います。そのほうが安心です。郊外の教会というのは、もしかしたら、Asheton Mariam Monasteryかも??
4泊5日ツアーに申し込んだ理由は、ティグレ岩窟教会に行けると思ったのですが、実際は町の中の教会でした。ティグレ岩窟教会だけのツアーに行くべきでしょう。
現地ツアー会社Ethio Travel and Tours(ETT)https://www.ethiotravelandtours.com/
ETTについてはかなりやられている人がいますので、注意が必要です。言った言わなかった問題をはっきりさせるために録音していた音声を再生していたら、スマホを取り上げられ、削除し、ゴミ箱からもそのデータを完全削除された人がいたので、びっくりです。
2泊3日のダナキルツアーに参加するまでの行程は下記のとおりです。面倒だからETTのツアーにしたけど、ダナキル砂漠以外は、自分でホテル予約して、ホテルでツアーをアレンジしてもらったほうが良かったかな。国内線(国際線がエチオピア航空なら国内線は割引価格になります)もできるだけ早く予約を入れて、効率よく回れるようにアレンジすれば良かったです。もらった行程と違うし・・・。
Day 1: Addis – Lalibela
In the morning, fly north to Lalibela and be transferred to your hotel. After lunch, visit the first group of Lalibela Churches which are located north of a small stream named Jordan River. These Churches were carved during the time of King Lalibela (1181 – 1221) and are registered by UNESCO as a World Heritage Site. In the city of Lalibela you will see about Eleven Rock Churches organized into groups of three. Overnight Lalibela Lodge.
Day 2: Catch a flight from Lalibela to Axum in the morning. Visit 1 hour in Axum and drive from Axum – Hawzien (190 kms, 2 hours)
Drive from Axum to Hawzein via Adwa Finally drive to Hawzen for overnight via Gheralta plains. You can use the town as the base from which to visit the rock-hewn churches at Gheralta. Overnight at Hawzien. (Gerealta Lodge or Wukro Lodge)
スケジュール
エチオピア航空が就航されるようになって、アフリカ各都市への渡航がしやすくなりましたね。私たちは、飛行機代を安くするため、上海経由のエリオピア航空を利用しました。
行 程 | |
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第1日目 | 16:00 関空発 上海経由 |
第2日目 | 1:25AM上海発 6:30 アジスアベバ着。ラリベラへ移動。ラリベラ観光。 ラリベラ泊 |
第3日目 | ラリベラからアクスム移動。ティグレイ州(Wukro)泊 |
第4日目 | メケレへ移動。2泊3日のダナキル砂漠ツアー開始。エルタアレ火山火口付近泊 |
第5日目 | アフレラ湖。Abala泊 |
第6日目 | ダロール火山、アッサル湖見学。メケレ→アジスアベバへ移動。アジスアベバ泊 |
第7日目 | アジスアベバ観光 |
第8日目 | 1:50AM アジスアベバ発→17:20北京着。北京泊 |
第9日目 | 8:40北京発→12:40関空着 |
旅の予算
*1B(エチオピア・ブル)=約3.55円 1ドル=約110円(2020年1月現在)
関空-アジスアベバ往復(中国国際航空) | 182,760円 |
アジスアベバホテル代 2泊一人分 | 6,700円 |
4泊5日のETTツアー | 1000ドル(111,641円) |
アライバルビザ代 | 5,604円 |
食事、雑費 | 約4,300円 |
北京ホテル代1泊一人分 | 2,899円 |
お土産 | 約3,000円 |
**旅の総額 | 約約317,000円 |
経由地北京で一泊
北京空港に近いホテルということで、Ramada by Wyndham Beijing Airportを利用しました。空港からの無料シャトルバスがあるからです。空港のインフォメーションで、ホテルに迎えに来てもらえるようにお願いしたら、シャトルバスが迎えにきてくるのですが、そのシャトルですが、車体にホテルの名前が書いていないので、ずっと前から停まっているのに、気づかずでした。これがそのシャトルバスです。
落ち着いた雰囲気の部屋でした。
夕食は歩いて10分ほどの東方宮中国蘭州牛肉拉麺へ。空港からホテルへ移動の際に目星をつけておきました。どうやらチェーン店のようです。牛肉拉面(レギュラーサイズ17元)を食べました。Nちゃんは辛いのがダメなので、辣油抜きでお願いしました。ホテルを出て右に行っても左に行っても10分も歩けば食べ物屋さんに出くわすので、夜遅くにならない限りどこかで食べれると思います。北京で一泊する必要がある際にはまた利用したいですね。
備忘録
エチオピア、思いのほか、旅行場所として楽しめる場所でした。ダナキル砂漠ツアーは、世界一過酷なツアーと称されていますが、時期を選んだせいか過酷ではありませんでした。ETTのいい加減さも、”エチオピアあるある”として、楽しむ余裕が必要です。ティグレ岩窟教会を逃したので、また機会があれば、行ってみたいです。
エチオピアを旅行したのは2019年の年末からです。それから2か月半後には、コロナが流行したため、渡航が出来なくなりました。しかし、ニュース記事を読んでいると下記のような状態で、コロナが収束しても、行くのが厳しい状態になりましたね。早く平和になることを願います。
- 2020年11月4日 ティグレ州に6カ月間の非常事態宣言を発出した。ティグレ州に駐屯する国防軍がティグレ人民解放戦線(TPLF)の攻撃を受けたことに対して、アビー首相(2019年ノーベル平和賞受賞)が国防軍に反撃を命じた。その後、隣国のスーダンに戦闘を逃れるために国境を多くのエチオピア人が国境を越えたようですね。
- 2021年5月14日 エチオピア軍高官はTPLFの武装集団がスーダンからエチオピア北部ティグレ州侵攻を試みたが「撃破した」と主張した。