酸ヶ湯温泉は青森県を代表する温泉です。この温泉を有名にしているのは総ヒバ造りの「ヒバ千人風呂」ですが、よくよく考えると混浴なんですね。そんな基礎知識も知らず、訪れてしまいました。こちらは宿泊棟もありますが、今回は日帰りで利用しました。
こちらの温泉の利用方法をまとめてみました。
手順1:入浴券を購入
館内に入ると、すぐ券売機があるので、入浴券を買いましょう。
大人 1000円 貸タオル付です。
館内を入ると、入って右手は靴箱があり、左手がフロントです。
フロントで、購入したチケットを渡すとか温泉タオルと、バスタオルを渡されます。温泉タオルは持ち帰ることができます。アイスクリームの割引クーポン(350円→200円)がついているので、お風呂あがりに食べてもいいですよね。
入口近くにある売店では、千人風呂(混浴)に入る際に着る湯あみ着が販売されていました。混浴に入る機会が多いなら、1着持っていてもいいでしょう。私は買いませんでした。
酸ヶ湯温泉のJRのポスターが掲示されていました。
館内案内図。かなり複雑です。
手順2:玉の湯(男女別)に行きましょう。
この階段手前に、千人風呂の入口がありますが、千人風呂には洗い場がないため、とりあえず、玉の湯(女湯)に案内表示に沿って行きましょう。玉の湯はこの階段を上っていきます。迷路のようでした。
こちらが玉の湯(女湯)の入口です。こちらには洗い場と湯舟があります。思ったより小さかったです。千人風呂と源泉は異なりますが、泉質も良かったです。
手順2:ひば千人風呂(混浴)に行きましょう。
午前8時~9時が女性専用時間帯です(夜の時間帯は宿泊者用の時間帯)。混浴が恥ずかしい方はこの時間帯に行きましょう。早朝でなかなか難しいですね。
入口が男女分かれています。女性が右手、男性が左手です。入口のところに、標準の入浴方法が書かれていました。
一、「熱の湯(ねつのゆ)」に五分
ニ、四分六分の湯(しぶろくぶのゆ)」に五分
三、汗が出たら「冷えの湯(ひえのゆ)」を数回かぶる
四、「瀧湯(ゆたき)」に三分
五、再び、「熱の湯(ねつのゆ)」三分入り、上がる
その横には、千人風呂の見取り図がありますが、ご覧のとおり、入口、脱衣所も分かれています。脱衣所を出ると、すぐ、階段がありますが、ここは高い壁に覆われているので、身体が見えることはありません。問題なのは、下記写真にマークしたこの隙間です。ほぼ隙間がないように書かれていますが、1mくらいの隙間があります。一瞬なので、男性が見える位置にいないか確認して駆け抜けましょう。確認といっても、そんなに男性側を覗けないのがまた難点。まあ、温泉タオルで前だけ、隠して走り抜けました。湯あみ着を着ていたら、問題ないです。女性が2人入っていました。その女性二人は湯あみ着を着ていました。玉の湯で入浴された人数を考えると、千人風呂に入らない女性が結構いるんだなと思いました。男性のほうは20人くらい入っていたかな。
壁の途中から浴槽があるので、浸かったまま移動することが可能で、また白濁の湯ですので、浸かってしまえば問題ありません。ブログで浴室内が暗いと書かれていらっしゃる方もいましたが、真っ昼間なので、それほど暗くはなかったです。また夏場に訪れたため、湯気もそれほど立ち込めていなかったと思います。
思い切って、千人風呂に入って良かったです。泉質もいいし、趣があるヒバの大きなお風呂に入れるのは辺境の温泉地に来た感じが味わえました。
風呂上りには、こちらの一杯をいただきました。八甲田山の木々の根元から湧き出す清水だそうです。
その後、そばまんじゅうを購入しました。かなり美味しかったです。
おまけですが、入浴後、青森市へ向かう時、濃霧に遭いました。ほぼ前方が見えずでした。酸ヶ湯温泉は年中営業していますが、冬季は雪のため通行規制もかかるようですので、交通情報を入手の上、訪れてくださいね。
泉質が良かったので、また訪れたいですね。